近所のママ友のお宅にお呼ばれされて子供と遊びに行った。
そのママ友は料理上手でお菓子作りの趣味があった。
お互いのお菓子試食で行き気があったので今回も慣れたものだった。
今回のママ友のお菓子はパウンドケーキ。
とてもふわふわでおいしかった。
子供と一緒になって喜んだものだった。
私がママ友にレシピを聞いていると玄関のかぎが開いた音がした。
午後3時に旦那さんが帰ってくるわけない。
私は少し動揺したが、ママ友は深いため息を吐いていた。
登場したのは一人のおばあさん。
ママ友が姑、と呟いてくれたおかげで状況が呑み込めた。
合鍵で堂々と入ってくるのか、と気持ち悪かった。
さらに気持ち悪かったのはママ友お手製のパウンドケーキをファーストフードだと言ったこと。
どうやらどこかのファーストフード店で買ってきたものだと思っているようだった。
旦那さんもママ友と結婚してファーストフード漬けでかわいそうだとマシンガントーク。
ママ友は無表情で黙ったまま。
ママ友の子供も表情が消えうせていた。
言いたいことを言って満足した姑は嬉しそうに帰って行った。
ママ友は姑が帰った時に元に戻った。
あの人には無視がちょうどいいと苦笑いしていた。
いいのかな、あれで。
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